2015/02/12

スタラベンナ

このおじさん、フレームを作りを始めて40年になる
成長期の80年代からパタリと売れなくなった90年代、時代を通していろんな自転車を作ってきたZULLO氏

去年工房を訪ねたとき彼の生家と初めてフレームを作ったガレージを案内してもらった
これがその場所

ベローナの町までかなりの距離と勾配
街に出て友人と遊ぶにはその都度自転車で1時間かかる
およそ800mの標高差をほぼ毎日走ったらいつの間にか州代表の選手になった
(本当は彼女に会いに行っていたらしい・・帰りは真っ暗で死ぬ思いを何回もしたと言っていた)



大きな地図で見る
マップで散歩してみて!


ドイツまで続くアルプスの山々はVERONAの北、
おじさんの生まれ育った場所から山がそびえる

VERONAといっても山岳地帯そのもの

76〜78頃そこで作っていたフレームを再現することになる
40周年記念で全世界限定40本の1976モデル
(溶接小物が手配できないので本当はもう少し少なくなるかも)
ちなみに初号機は東京目黒のNUKAYAクラシコさん行きが決定!
既存のVintageをベースにフォーク・クラウンやシートステーも今回特別にあつらえる。当時よく使われたシートステーのダブルコーン:上下両方が優美に細くなっているものをコロンブスに特注している。シフトワイヤーもBBの上を通すのもすご〜くクラシック! もちろんロゴ書体もこの時代のものを復刻する。

こうご期待

2015/02/11

ダイダイ

年末も最後の大晦日の31日、極貧家庭のウチに大事件が発生



そう、チビが誕生した・・うわ!どないしよ・・自転車は山のように作ってきたがコイツは初めてだぜぇ。 しかも 「う*ち」 しやがる。
あたふた、あたふた・・おぎゃぁ〜!
しかも 高射砲が付いてるのでオムツ換えには狙い撃ちされないよう細心の注意が・・

だいだい色の 橙(だいだい)と名前を付けた。
木に登ると書き、まっすぐで熱いイメージ。温厚な性格を期待。
ZULLO氏もかなり喜んでいる模様、いつか彼を連れてイタリアを回ってみたい。



クラシコ

クラシックフレームに合うステムとピラーが日東製しかなくイタリアというこだわりを持つユーザーさんから要望を頂いていたアルミポリッシュのパーツを準備してる。ただし昨今のハンドルバーはオープンタイプのステムを基本にしているので曲がりがキツく本当の片開きビンテージステムだとバーが通らん!そこでオープンタイプのステムを彫刻して磨いてみた。これならクラシックな雰囲気を損なわない。

ステム 80mm\100mm
  (ハンドル25.8ー26.0mm)
2本締めピラー 27.2mm