本日オリーブ農園を訪問してきました
予てから要望のあったオリーブの葉っぱですけど
農薬を使うかどうかと言うところで説明がありました
オイルの酸度をあげる主な要因はハエで卵をオリーブに産み付けてしまいます
これが酸度を上げる要因になります
この対策として7月から8月に掛けて2回ほど(他の農園では4〜5回)
最小限の農薬散布を行います
農園ではオイルの他にオリーブの葉を原料とするリキュールを製造しています
このリキュールに使用する葉は散布する樹とは別にして無農薬で葉を採取します
オリーブの葉っぱを使用したリキュール
葉っぱについては採取可能です、さて問題の樹種ですが
OGLIAROLA GARGANICA オリアローラ・ガルガニカ
と言います。 この地方独特の種類でオリーブの実は小振りです
バイオ栽培への取り組みも挑戦中ですがやはり酸度を上げてしまうハエとの戦いに有効なのはやはり農薬
しかし酸度にこだわらなければ無農薬も可能だといいます
酸度の数値化がオイルの絶対価値ではないと農家も言ってますが残念ながら現在の市場はこの数値が優先されるようです。農園の主、BOSCOさんはアンチ農薬派で現在も農薬に変わる違う方法でハエ退治はできないものか研究しています。
樹齢400年を超える古木も多く広さ100エーカーの丘に囲まれた農園からはアドリア海が望めます
農園の中央斜面に築800年の家を改装したレストランを経営、農園でとれたオイルをふんだんに使った料理が楽しめます
この地方の郷土料理はコチラをご覧ください(今回取材写真を全てアップします)
農園では今年の収穫分の予約を受け付けています
また[オリーブの樹まるごと予約]も可(およそ30L)
ご興味ある方はご連絡ください
次回は収穫されたオリーブを搾る作業所を取材する予定です
ビーチでゆっくりしてからね。
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