2009/11/22

戦争と芸術

<観光編>
突然2日ほどヒマになったけどすぐにイタリアに取って帰るわけにはいけへん、観光と現地調査に乗り出した。
とりあえず美術館のあるダウンタウンまで歩き散策、入った美術館「ソフィア現代美術館」にではピカソの「ゲルニカ」が展示されていた。反戦と戦争の悲惨さを訴えるために彼が描いた有名な絵だがなんとその強烈なメッセージであることか、私にはあまりにも重くしばらく斜めから見入ったんやけど結局、真正面からは観覧することはムリ。というのもこの絵にたどり着くまでに色々とセンシティブなグラフィックや絵を見てきて感覚の感度を徐々に高めていた。そこへあの強力な巨大絵画だったからオレの中の器がすぐにいっぱいになってしもうたんで逃げるように美術館を後にした



しかし街の中はなんか癒さされる、ピリピリしたイタリアの都会とはちがったリラックスしたラテンな感じ。この街とても気に入った、不動産屋に入って家賃情報、エリア情報を仕入れたり、電車の駅に行って実際にどこ行きの列車が出てるかもチェック、バルセロナまでは頻繁に列車がある。バルセロナからミラノまでは夜行電車1本やから電車でも来れると言うこと。だいたいどこでもイタリア語で喋っても似た言語なんで理解してくれるしだいたい何言ってるか理解できる。鹿児島のじいさん、ばあさんの方言を解読するより楽である。


最終日には社長が昼飯をおごってくれた。生まれて初めてミシュラン指定レストランで昼メシ・・旨かったんだなこのパエリアが。




昨日の晩10時半にミラノに到着、飛行機は国際線のマルペンサにはいかず市内へのアプローチが簡単なミラノ・リナーテ空港。関空よりも伊丹空港いうかんじ。リナーテからなら20分、1ユーロで市内へ行けるのでヨーロッパ内のフライトは断然こっちが便利やねん。
日本から直行便、もしくはフランス、ドイツ経由でマルペンサに着くとそこからそれと同じぐらい時間かけてバスでミラノ市内へ行かなアカン。遅いフライトやったから泊めてくれる友達の家に早く着きたいから迷わずリナーテ。そんなこんなで二つのラテンな街に大きな違いを見つけて明日、家路につきます。

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